既にジェルを使用したことがある方も、これから利用しようと考えられている方も。
ジェルネイルを扱う上で必ず守っていただきたいことがあり、1ネイリストとして本記事を執筆しています。
この記事がおすすめな人:
ジェルネイルに関わる全人類
常々ネイルは自由だと主張している私ですが、最低限これだけは絶対に守ってほしい内容を記しますので、ジェルネイルに関わる皆様には必ず読んでいただきたいです!
ジェルは取り扱いに注意が必要です!
ジェルネイルを使用する際は、大きく分けて以下の2点に最初に注意する必要があります!
・使用を控えた方が良い場合がある
・ジェルネイルの使用の方法
それぞれについて、詳しく解説していきます!
使用を控えた方がいい場合がある
どうしてもジェルネイルがしたくても、使用を控えた方がいい場合があります。
具体的には次のような方の場合です。
・お爪の周囲に傷、炎症、疾患などのある方
・ジェルネイル製品によりかぶれたことのある方
・もともとのお爪がとても薄い方
・お爪にダメージのある状態の方
・アレルギー体質の方、皮膚が敏感な方
・入院予定の方
これはセルフネイルでも、ネイルサロンでプロが行う場合もどちらも該当します。
ネイリストは、ネイルケアのプロですが決して医療行為を行うことはできませんので、基本的には健康的なお爪の方にネイルを行います。
健康なお爪でさえあれば形や大きさには関係なくネイルに興味のある皆様にケアを行えますのでそこはご安心ください!!
ただし、もし現在健康的なお爪であっても入院をひかえられている方にジェルネイルを施すことはできません。
何故かというと、入院中、指から大事な数値を測定する場合があるためです。その際、ジェルがついていると正しく必要な情報を測定できなくなる場合があります。
実は私普段ジェルネイルをずっとお爪に乗せているのですが、緊急入院になり困ったことがあります。
その時は家族に頼んで病室までジェルネイルをオフする道具を持ってきてもらったくらいです、、、
入院の案内にもネイル禁止ってちゃんと書いてた!!
どうしても緊急の場合ややむを得ない状況はあり得るとしても、事前にしっかり予定がわかっている方は絶対にジェルネイルは塗らないorネイルサロンでオフしてもらう用にしましょう!!
ジェルの使用方法に注意
ジェルの使用方法で最も気を付けていただきたいのは、
ジェルを皮膚についたままの状態で放置しないこと
です!!これが最も大事ですし、意外と甘く見ている方が多いように感じます(TT)
ジェルを皮膚についたままの状態というのは、塗った際にはみ出る、という状況以外にも生じ得ます。
・面倒くさくてジェルを素手で触った
・ジェルを塗布する際に爪周りの皮膚に付着した
・ジェル容器やジェル筆についたジェルを綺麗に拭き取らず、使用し続けている
・ネイルライトやテーブル、衣服に関しても同上
・ネイルをオフする際のダストが長時間皮膚に付着していた
特に爪周りの皮膚へのはみ出しはセルフネイラーさんに気を付けていただきたいです。(ネイリストはこちらは当たり前に認識していると思うので!)
マニキュアだとはみ出してもすぐに取れるので何とかなってしまうことも多いのですが、ジェルネイルはそうはいきません!
1度固めると数週間単位でお爪についていますよね?もし皮膚へのはみ出しがあったらそのまま数週間皮膚がジェルと付着し続ける状態になることだってあり得るんです!!
ジェルのはみ出しは絶対に甘く見たらあかん!
はみ出るくらいならキワ攻めないほうがよっぽど良いよ!!
それ以外の例については、プロのネイリストも注意が必要です!
ジェルネイルに触れる時間が長いため1度に付着する量は気にならなく感じるかもしれませんが、トータルで触れている量がアレルギーを発症する量になりかねません!
しかもほんと気づかないうちに長時間さらされているなんて状況もあり得るので(TT)私も常々気を付けています!
ジェル×素の皮膚は禁忌!!絶対!!
アレルギーを発症したら大好きなネイルに触れることが今後一切できなくなってしまうかもしれません(TT)
そうならないようにも、絶対にジェルは皮膚に直接触れないことを心がけましょうね!!
まだまだある、ジェルの扱いで気を付けること
先ほどの項で述べた注意点以外にも、ジェルを扱ううえで気を付けるべきことはたくさんあります。
・使用中に異常を感じたらすぐに使用をやめ、医師に相談する
・皮膚にはみ出したらすぐに拭き取るようにする
・ベース→カラー→トップの順番を守る
・硬化にはジェルネイルの専用ライトを用いる
・オフは適切に行い、削りすぎにはくれぐれも注意する
・ジェルネイル使用時は火気厳禁。適切に換気を行う。
・ジェルネイルの保管時は高温や直射日光は避ける
これらは一見当たり前かもしれませんが、大切なことです。
先ほどジェルを皮膚に付けないことが重要だと述べましたが、じつはジェルを塗る際、どうしてもはみでてしまうことはプロのネイリストでも起こりえることなんです
そのような場合、ネイリストは硬化する前に必ずウッドスティックでジェルを拭き取り、絶対にジェルが皮膚についたまま硬化することを防ぎます。
セルフネイラーさんもこのふき取りとチェックの作業は重要です。
そのほかジェルが付着しないようにする工夫としては、
・ジェルを使用する際はしっかりお手元を照らしてよく見る
・ジェルが皮膚につくくらいならキワまで攻めない
・塗り終えた後にはみ出しに気づいたら必ず除去or削り取っておく
とにかく塗ってる最中、塗り終えた後などどのタイミングで気づいたとしても放置してはならないということですね!!
手にべったりついてもたジェルを拭き取るときはふき取りきる必要があるから
エタノールをしみこませたキッチンペーパーとかでふき取ろな。
そしてジェルネイルというのは、ベース→カラー→トップの順番で塗ることが大切です。特に、お爪の最初に塗布するのはベースジェルであることが重要なのです。
(なぜベースを最初に塗る必要があるかの説明はこちら)
カラーやトップの直塗はせんといてな!!
カラーなしでベース→トップとかはOK!!
そして、ジェルネイル専用のライトを必ず用いる必要があります。
そうでないと、知らない間にジェルと相性の悪いライトを用いてしまい、通常怒るべき反応がお爪の上で起こりきらない可能性があります。(ジェルの反応について詳しく知りたい方はこちら)
それってどういうことかというと、メーカーが想定していない使用方法で、勝手にジェルを使ってしまうということなので、何が起きるかわからないし、何が起きても誰も保証できないということです。
安全に使用するためには、絶対にジェルネイル専用のライㇳを用いなけらばなりませんよ!!
ジェルに限らず何かの製品を使用するときってのは、
安全のために必ずメーカーが想定する状況で使用せなあかんよな!!
ジェルネイルは使用するときだけでなく、保管時にも注意が必要です。
高温や直射日光は必ず避けましょう。特にジェルネイルは直射日光でがちがちに固まってしまう可能性があります。
それだけでなく変色や変臭など様々な予期せぬトラブルの原因になりかねません。
高温や直射日光は万物に大きな影響を与えるからね!!!
ジェルネイルを使用する全人類に知っておいて欲しいこと。
本記事では、ジェルネイルを使用する全人類に知っておいてほしいことをまとめていきました。
・使用を控えた方が良い場合があることを理解しておく
・ジェルネイルは絶対に皮膚に付けてはいけない
・ジェルネイルの使用法、保管法にはくれぐれも注意する
特にジェルネイルを使用される方の多くはジェルネイルが大好きなのではないでしょうか。
自分自身のためにも、また、自分が好きなジェルと長くお付き合いしていくためにも、これらの注意事項には気を付けるようにしましょう!!
この記事がジェルネイル愛用者さんの参考になればうれしいです!
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