使用するだけで一気にネイルがおしゃれになるミラーパウダー。
そんなミラーパウダー、アイシャドウでも代用できるなんて噂があります!
私は普段化粧品会社でアイシャドウを含む化粧品を開発していて、ミラーパウダーも自分で作ったことがあり、さらにネイリストとしてこれまでたくさんのパウダーを使用してきました。
アイシャドウでも代用は可能なのかについて、またそれに加えてミラーパウダー自体の成分や原理についてもじっくり解説していきたいと思います!!
誰よりも深堀りしていきますので、セルフネイラーさんもネイリストさんも、ミラーパウダーについて原理から理解したい方、ぜひ参考にしてみてください!!

実はミラーネイルって結構物理学
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アイシャドウでミラーネイルにできる!?

かわいいピンクのミラーネイル

オーロラネイルもミラーネイルの一部です
アイシャドウでミラーネイルにできるかどうかは、アイシャドウによって異なります。
アイシャドウと言ってもいろんな剤型がありますが、リキッドタイプやジェルタイプのアイシャドウではミラーネイルはできません。
パウダータイプのものに限り、ミラーネイルに使用できる可能性があります。
・油分が少なく、かつラメタイプのもの→使用できる可能性が高い
・油分の多いもの、もしくはマットタイプのもの→使用できない可能性が高い
パウダーのアイシャドウの中には、実は油分が含まれていることが多いです。
特にアイシャドウパレットのようにプレスされたようなパウダーのアイシャドウは、しっかり容器に充填し、落としたりしても簡単にパカっと中身が出ていかないように油分と粉の割合がしっかり調整されています。

アイシャドウパレットの中身が油分多いかどうかなんて
みてわかんの、、、?

見た目だけで判断すんのは至難の業やな!
パウダーアイシャドウを見た目だけで油分と粉の量を判断するのは非常に難しいのですが、触ってみると違いが出ることがあります。
触った感触がかちかちで粉が取れにくいタイプのものの方が油分が多い傾向にあり、さわってみてふわっと粉が取れるものは油分が少ない傾向にあります。
そしてミラーネイルとして、マットタイプのアイシャドウを使用することはできません。
必ずラメが入っていて、粉のほとんどがラメである必要があります。

マットなシャドウに少しだけラメがちらちら入ってるような奴は
使われへんで~!!
また、パレットのようにプレスされたアイシャドウではなく、ルースタイプのアイシャドウは比較的油分が少ないorほとんど含まれていないことが多いです。
そして、アイシャドウが本当にミラーパウダーとして代用できるかどうかについては、実際にノンワイプトップを塗布したネイルにこすりつけてみることでわかります!
ただし、アイシャドウはあくまで目元に使用するためにつくられている製品なので、代用可能なこともありますが、綺麗にミラーネイルをしたいのであればネイル用のミラーパウダーを使用する事がおすすめです!!
・パウダータイプのラメアイシャドウであればミラーネイルができる可能性がある。
・プレスタイプのものよりルースタイプのほうが使える可能性が高い
・ミラーネイルをするならアイシャドウより断然ミラーネイル用パウダーがおすすめ!!
ミラーパウダーの成分と原理

ミラーパウダーの主成分はパール剤であり、このパール剤が隙間なくネイル表面にしきつまることでまるで鏡面のようなアートが可能になります。
ミラーパウダーの成分:パール剤
パール剤というのは一見馴染みのない名前ですが、アイシャドウやリップに入っているラメは基本的にパール剤です。
パール顔料と呼ばれたりもします。
このパール剤、ただのキラキラではなくしっかり物理学を利用した原料なのです。

マイカが二酸化チタンでコーティングされている!
マイカと呼ばれる半透明で鱗状の平べったい鉱物の一種が中心にあり、その周りを透明な二酸化チタンで覆っている構造のものが主流です。
パール顔料の中でも、二酸化チタンの層を、色のついた顔料(有色顔料)でさらにコーティングしてあるのが着色パール顔料と呼ばれ、これがミラーパウダーの主成分となります。

有色顔料の色を変えることで様々な色のメタリックなミラーパウダーができている!!
そして実は、ミラーネイル用のミラーパウダーだけでなく、オーロラネイルに使われるオーロラパウダーもパール顔料です。
オーロラネイルに使用されるパウダーは、二酸化チタンの層の厚さを変えることでいろんな色のオーロラカラーを作り出しています。

二酸化チタンの層の厚さの違いで反射する色の違いを作っている!
ちなみに二酸化チタンの層の厚みはnm単位なので肉眼で見ても色の違いで大きさの違いは認識できません。
二酸化チタンの層の厚さでパール剤の色が変えられる原理は少し難しいのですが、マイカと二酸化チタンの屈折率の違いを利用しています。
二酸化チタンの層の厚みを変えることで、それぞれが特定の色の光だけを反射し、それ以外の色の光は透過していくようなパールを作ることができます。
ミラーネイルの原理

ミラーパウダーの主成分であるパール顔料は四角い形をしています。
そのためノンワイプトップをかけたつるんとしたネイルの表面との接地面積も大きく、良く密着して隙間なく表面に並ぶことが出来ます。
このパウダーが隙間なくネイル表面にしきつまる、というのがミラーネイルやオーロラネイルの原理です。
世の中のパウダーや粉にはいろんな形があり、パール剤でなければ、丸いものやとげとげしたパウダーも存在しますが、そのような粉では表面に隙間なくしきつまるというのが難しいのです。
ベースの色とミラーの発色の違い
ミラーネイルやオーロラーパウダーは使用した際、ベースカラーの違いによって見え方が変わります。
どちらも下地の色が黒に近づくほど、発色が濃くなります。
ただしこの発色が濃くなる原理がそれぞれのパールで異なるので、それぞれについて詳しく解説していきたいと思います。

下地が黒の方がよりメタリック感が増す!
ミラーパウダーに使用される着色パールは、最外層が有色顔料でコーティングされているため粉単体でも色がわかりやすいです。
ただしこのミラーパウダーには実はやや透明感がある為、下地の色が透けて、その影響でベースカラーが黒に近いほど黒くて強い発色、ベースカラーが白に近いほど透明感のある発色になります。
イメージとしてベースカラーを黒にすると、ミラーネイルはとっても強いメタリック感というか鏡面感が一気にガツンと出ます。

下地が黒の方がよりオーロラ感が強く、色味もわかりやすい!
オーロラパウダーに使用されるパール顔料は、最外層が無色の二酸化チタンで、反射する光の色を見ているので粉単体だと全体的に白っぽく見え、うっすら色がちらちら見える、というような見え方をしています。
ところがこのパウダーを黒のベースカラーに塗ると一気に発色が強まり、パールの反射する色がよく見えるようになり、逆に白っぽいいベースカラーの上に塗るとさり気ない発色になります。
これは、下地の色が透けている、という現象とは異なるのです。

パール剤は、特定の色の光だけを反射する構造になっていると説明しましたが、そこで反射されなかった光はパール剤を透過してベースカラーに到達します。
ベースカラーに到達した光は、ベースカラーの違いにより吸収されたり反射されたりします。
例えばグリーンのオーロラパウダーの場合、ベースの色により反射された緑以外の光は再びパール剤を透過して元々パール剤で反射されていた緑の光と合流します。
そうすると我々の目には緑以外の光も一緒に届くことになるので、緑がかき消されて弱まり、さり気ない発色になります。
ベースカラーが黒の場合は緑以外の光をすべて吸収し、我々の目に届く光が緑1色になるので、グリーンが粉単体の時よりも強く見えるようになります。

ベースが白に近いほどいろんな光を反射しやすくて、
ベースが黒に近いほどほとんどの光を吸収するんやで~!!
ミラーネイルの輝きの違いはパールの大きさの違い
ミラーネイルやオーロラネイルでは、塗布したときに使用するパウダーによって輝きの違いが出ますが、それは成分の大きさの違いや成分そのものの違いによってできるものです。
たとえば、ミラーネイルやオーロラネイル用のパウダーとして主流なパール剤で言うと、大きさが大きいものほどぎらつきが大きく、小さいものほど輝きがナチュラルになっていきます。
大きなパール剤は大粒ラメのように見え、小さなパール剤はさりげないパールのように見えます。
そしてそのパウダーの粒の大きさが大きいものほどネイルとして仕上げた時の輝きも大きく、小さいものほど輝きが小さく、さり気ない感じになります。
また、パール剤のコーティングの層の数によっても、輝き方や色も変わります。
・パール剤自体が大きいものの方が輝きが強く、小さいものはさり気ない輝きになる。
・パール剤のコーティングの層の多さでも輝きは変わる
ミラーパウダーの種類を剤型別に紹介!
ミラーパウダーの剤型の中には、ルースタイプのものと、アイシャドウのようにプレスされたパウダーが複数色入っているパレットタイプ、また、最近ではペン型のタイプのパウダーもあります。
ルースタイプのミラーパウダー
ルースタイプのパウダーは基本単色売りで、本当にそのまま粉!という感じなのでワサっと粉を取りやすいです。
自由な粉で容器が満たされているため、蓋をしめ切れていない状態で持ち歩いてしまったり、間違って落下させると大惨事になるので注意が必要です。
↓かわいいメタリックピンクが作れるミラーパウダーです
↓非常にシアーな発色でさり気ない上品な可愛さを出すことが出来ます!
↓とても発色が強く、ベースカラーがクリアでも存在感がでます
パレットタイプのミラーパウダー
パレットタイプのミラーパウダーは一見アイシャドウのような見た目をしています。
しかしアイシャドウよりも粉がしっかりと取れる必要がある為、アイシャドウよりもふんわりと充填されていることが多いです。
そのためプレスされているとはいえ、落下には注意しましょう。
また、粉が舞わないので一方向にチップやスティックに力をかけるだけでサッと粉が取れるのもプレス型の良いところです。
↓色の組み合わせがおしゃれで発色もいいミラーパレット
ペンタイプのミラーパウダー
ペンタイプのミラーパウダーは、わざわざチップやシリコンスティックにパウダーをつけなくても、蓋を開ければそのままネイルにこすりつけることが出来るのでとても便利です。
ただし容器が不透明で残量は見にくいのでストックの際注意が必要です。
↓黄味の強いゴールドのミラーです。発色も◎
アイシャドウでミラーネイルにできる!?ミラーパウダーの成分と原理を解説のまとめ
本記事では、ミラーネイルに用いるミラーパウダーについて、その成分や原理、またミラーパウダーの種類などをご紹介してきました。
・ミラーネイルをするならアイシャドウよりもミラーネイル用パウダーがおすすめ
・アイシャドウ風のミラーパウダーもある
・ミラーパウダーの主成分はパール剤
・ベースカラーが濃いほどミラーネイルの発色は強くなる
ぜひこの記事を参考にミラーネイルへの理解を深めて、ミラーネイルやオーロラネイルのスペシャリストになりましょう~^^




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