ジェルネイルのフィルインとは?メリットやデメリットも解説

ネイル技術

アセトンでオフをしないフィルインという技術、お爪にやさしいという噂がありますがそれは本当なのか?どうしてそういう噂があるのか気になりませんか?

実はフィルインというのは、良い面ばかりの魔法のような技というわけではありません。

なぜならフィルインはただのネイル技術の内の1つに過ぎず、良い面もあればもちろん良くない面も兼ね備えているからです。

私はネイリストとして、アセトンオフがメインのサロン、フィルインがメインのサロンのどちらでも働いた経験があります。

この記事ではそんなフィルインについて、一体どういう技術のことを言うのか、またそのメリットデメリットやフィルインがおすすめな人をご紹介していきます。

この記事を読むとフィルインについて理解でき、サロン選びの際、より自分に合ったサロンを見つけやすくなります。

結論は、フィルインはジェルネイルの選択肢の一つなので、もしアセトンオフのジェルネイルが合わないと感じている方は試す価値が十分にある、ということです!!

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ジェルネイルのフィルインとは

フィルインとは、ジェルネイルを付け替える際の技術の一つで、ベースを1層残したまま新たにカラージェルを塗り重ねていく技術のことを言います。

ジェルネイルというのはお爪に近い方からベース、カラー、トップの3層構造になっています。

フィルインで付け替えを行う際は、トップとカラーだけを削り、もしベースが浮いていれば浮いているところもきれいに削り、さらに仕上がりの形を考えて厚みがありすぎるところも取り除き、足りないところにべースジェルを足してから新たにカラーとトップを塗り重ねる必要があります。

なんか、、、技術が複雑!

そうなんです。

一言でベースを1層残す、というとシンプルに聞こえますが、ベースを1層残して綺麗に付け替えるというのは高度な技術が必要になります。

ジェルネイルの付け替え方法は2種類

通常ジェルネイルの付け替え時の方法は大きく分けて2種類あります。

・アセトンオフ
・フィルイン

ジェルネイルのオフの方法で最もポピュラーなのがアセトンオフです。

多くのネイリストが受ける試験であるジェルネイル検定の内容にもなっているくらい、ネイリストにとっては基礎的でかつ重要な技術だといえます。

アセトンオフとは、その名の通りアセトンという有機溶媒を使ってジェルネイルを溶かし、お爪に乗っているジェルはいったんすべて取り除く方法です。

アセトンオフとは

ジェルネイルをオフしたあと、付け替える場合は新しくベースジェルを一から塗っていきます。

フィルインと大きく異なるのは、アセトンを使用する、という点とベースも一度すべて取り除く、という点です。

さらに、その後使うジェルの種類によっても変わるのですが、大体は素のお爪の表面を少し毛羽立てるサンディングという工程が必要になるのも、フィルインとは大きく異なる点です。

アセトンオフとサンディングは危険?

アセトンオフやサンディングは正しく行えば危険なものではありません

よくフィルインの話をするときに、フィルインはアセトンを使わず素のお爪全体にサンディングも行わないからお爪にやさしい!と説明する人がいますが、その主張は「100%正しい」とは言えません。

たしかに、ジェルネイルはオフの過程に最も注意が必要になります。

アセトンを過剰に浸してしまったり、サンディングを過剰に行うと本来不要なダメージが加わってしまいますし、ジェルを削る際も過剰に、例えば自爪まで削ってしまうと不要なダメージを与える行為になってしまいます。

しかし、アセトンは本来短時間で使用するものですし、サンディングも、がりがり削るわけではなくスポンジタイプのやすりでふわっと表面を軽く毛羽立てる程度のものです。

さらに自爪まで過って削る行為というのは、プロのネイリストであればもちろん無いですし、そもそもアセトンオフに限らずフィルインでも100%起こらないとは言い切れないですよね?

なんならアセトンオフは3層のうちトップジェルの1層分だけを削ればよいのに対し、フィルインは完全にトップとカラーの2層分削る必用がある分、ギリギリを攻める必要があるのです。

オフ時の削り度合い

フィルインは削りで結構ギリギリを攻める

そうなるとどうでしょう、フィルインでは絶対に100%自爪まで削る心配はない、と言い切れるでしょうか、、、!

そんなわけでアセトンオフもフィルインもプロのネイリストが行うものなので、不要なダメージは基本的に無いものとして考えることが出来るものの、アセトンやサンディングが不要だから絶対安全、という主張は絶対的ではありませんね。

化学者
化学者

フィルインもアセトンオフもジェルネイルをお爪に乗せて

化学反応を起こす、ていう点では一緒やしな~!

フィルインのメリットとデメリット

フィルインのメリットとデメリットをそれぞれご紹介していきます!

フィルインのメリット

フィルインのメリットをいくつかまとめました!

・持ちが良い傾向にある
・アセトン由来の一時的な乾燥が不要になる
・お爪の長さを維持しやすい

それぞれについて詳しく見ていきましょう!

もちが良い

フィルインを続けていく時、1度塗ったベースジェルはオフをせずにずっと使い続ける必要があります。

そうなると、最初に塗ったベースジェルが、お爪が完全に生え変わる3か月~6か月はお爪につき続けることになります。

そのため、通常3~4週間で付け替える必要のあるアセトンオフのジェルに比べ、よりお爪への密着が高く、長くもつジェルがフィルインに用いられることが多いです。

その結果浮いたりはがれたりというのがアセトンオフのジェルに比べて少なくなることが多いです。

ネイリスト
ネイリスト

相性もあるから一概には言えへんけど、アセトンオフでは浮きやすかったお客様が

フィルインに変えるともちが良くなった!て声はよく聞くで~!!

”アセトンによる”乾燥は防げる

そしてアセトンオフを行う際というのは、アセトンにジェルを浸す必要があり、そのためにお爪や周囲の皮膚にもアセトンが触れることになります。

そうなるとどうしても一時的にアセトンがお爪や周囲の皮膚から油分と水分をかっさらい、乾燥してしまいます。

フィルインではアセトンは不要なので、アセトンによる水分と油分のかっさらいは防ぐことが出来ます。

ただし、フィルインでも、ジェルを塗布する前は結局プレプライマーを用いてお爪表面の油分水分除去は行うことになるということは覚えておいてもらいたいです。

ネイリスト
ネイリスト

お爪の油分水分除去っていうのはジェルには欠かせない工程やから、

お爪表面に関してはどのみち行うことになるんやで~!

自爪を長く伸ばしやすい

ジェルの持ちが良く完全にオフする必要がないということと、ベースジェル自体に強度があることが多いため、自爪を伸ばしやすい、というのもフィルインの特徴です。

ベースジェルも、アセトンオフではソフトジェルを用いますが、フィルインの場合はソフトジェルよりも強度があり、アセトンではオフできないハードジェルや、ソフトジェルよりはやや強度のあるセミハードジェルが用いられることが多いです。

そのため、自爪に亀裂が入りにくくなり、常に強度のあるベースジェルがお爪に乗っている状態になるので、自爪を伸ばしやすくなります。

フィルインのデメリット

フィルインのデメリットもいくつかまとめます!

・一度塗ったジェルは原則お爪が生え変わるまでお爪に乗り続ける
・サロンを変えにくくなる
・セルフではオフが難しい
・厚みが出やすい

こちらもそれぞれ詳しく解説していきます!

ジェルが長期間お爪に乗りっぱなしになる

フィルインはベースを1層残して新たにジェルを重ねていく手法なので、一度お爪に塗ったベースジェルはお爪が生え変わる3~6か月程度はお爪につきっぱなしになります。

長期間ジェルがずっとのりっぱなしなので、毎回ジェルネイルは完全にオフしてすっきりしたい!という方は気になる可能性があります。

また、きれいに長期間持たせるためにも、3~4週間周期で付け替えやメンテナンスを行う必要があります

いくらもちが良いとはいえジェルネイルなので、大体3~4週間周期で根本が少し浮くこともあります。

それを放置しているとトラブルのもとになりやすいので、フィルインのネイルもしっかり定期的にメンテナンスに通う必要があります。

サロンを変えにくくなる

一度フィルインを始めると、お店は固定することになる、というかお店は固定した方が良いです。

ネイルサロンというのは、基本的にアセトンオフ専門のサロンかフィルイン専門のサロンに分かれていて、二刀流のサロンというのは多くありません。

1度フィルインのサロンに行き、その次にアセトンオフのサロンに行くと、オフ代で追加料金がかかったり、前回の情報がないためお客様に最適なジェルネイルを提供できない可能性さえ出てきます。

また、フィルイン専門のサロン同士であっても、それぞれのお店で使っているジェルや手法、技術にもバリエーションがある為、そこの移動でも最適なジェルネイルを提供してもらうのが難しくなることがあります。

1度フィルインを始めたなら、そのサロンで定期的にメンテナンスをしていくというのが結局お爪に一番負担が少なく、自分に合った塗り方というのも見つけやすいので、サロンを容易に変更することが出来なくなってしまいます。

セルフでオフするのが難しい

フィルインのジェルは、アセトンでオフすることが出来ない場合が多いです。

その場合、オフするためにはお爪の上のジェルを全てマシンで削り落とすしかなくなります。

マシンでジェルを全て削り落とす際は、お爪にダメージを与えるリスクが非常に高くなるため、とっても高い技術が必要なのです。

慣れていない人が行うと必ずお爪に不要なダメージを与えてしまいます。。。

実際オフの技術が必要な、アセトンで溶けないジェルのオフ代というのはアセトンで溶けるジェルのオフ代の大体2倍くらいに設定されているお店も多いくらいです。

というわけでプロでも最新の注意が必要なフィルイン用ジェルの完全オフは、セルフではかなりの高難易度になるというわけです。

厚みが出やすい

アセトンオフのジェルに比べ、フィルインのジェルは仕上がりがやや厚めになることが多いです。

何故かというと常に自爪+薄いベース分の厚みがあるところから新たにベース、カラー、トップを塗って仕上げていくためです。

この薄いベース分、アセトンオフの時よりも厚みがでます。

ぼってりしたネイルが苦手な方や薄い仕上がりが好きな方は少し気になってしまいますね。

フィルインかアセトンオフかを見分ける方法

お客様目線でそのサロンがフィルインなのかアセトンオフなのかを見分ける方法をご紹介します!

・お店のHPや予約サイトの情報を調べる
・オフの際の手元を観察する
・ネイリストに直接聞く

まず、お店のHPやSNS、予約サイトの情報を確認すると、フィルイン専門店などの文言が見つかることがあります。それが一番わかりやすいですね。

お店の情報には特に記載がない場合は、付け替えやオフの際の手元を観察していればわかります。

もしオフの際にアセトンを浸したコットンとともにお爪をアルミホイルやシリコンのキャップなどで巻かれたらアセトンオフ、アセトンを巻かずにマシンで削った後薄い1層が残ったまま新たなジェルを塗り始めればそこはフィルインのサロンということになります。

はじめて行くサロンの場合はオフの方法について説明があることもあるのですが、ない場合がおおいでのです。。。

アセトンオフかフィルインかを気にするお客様は少ないのですが、ご自身に合ったジェルネイルの方法や、サロンを変えたいときはとっても参考になるので、もし気になる場合は直接ネイリストに聞いてみることがおすすめです!

予約アプリのネイリーなら、メッセージ機能にていつでも直接ネイリスト個人にフィルインかアセトンオフかを確認することができます↓↓

ネイル予約はネイリー

フィルインがおすすめな人

フィルインがおすすめな人はどんな人なのかをご紹介していきます!

・アセトンオフのジェルでもちが悪い方
・自爪を綺麗に伸ばしたい方
・厚みのあるネイルが好きな方

フィルインではなく通常のアセトンオフのネイルをこれまで続けていて、ずっと持ちが悪かったりどうしても浮いてしまう人は、一度選択肢としてフィルインを試してみるのがおすすめです!

ベースジェル自体が変わることと、塗り方やジェルの強度が変わることでもちが良くなる可能性があるからです。

また、アセトンオフのジェルだとどうしてもある程度の長さで自爪が折れてしまう方も、フィルインを試してみる価値があります!!

ジェル自体に強度が増すことと、常に強度のあるジェルがお爪についていることで自爪を補強しているような状態になり、お爪を伸ばしていきやすいからです。

仕上がりに関しては、薄付きではなくぷっくりと厚みのある仕上がりが好きな方にフィルインをおすすめします!

薄付きが好きな場合はフィルインにこだわらずベースやサロンを変えることで現在のジェルネイルとはもちや仕上がりが変わることになりますので、いろんな方法を試してご自身に合う方法を見つけてみてくださいね♪

ジェルネイルのフィルインとは?メリットやデメリットも解説のまとめ

本記事では、ジェルネイルにおけるフィルインについて詳しく解説していきました。

・フィルインはオフの際アセトンを使わず、ベースを1層残して付け替えるジェルネイルの技術の一つ
・フィルインにはプロの高度な技術が必要で、セルフには向いていない
・アセトンオフのジェルで不満がある方は、試してみる価値は十分にある!

フィルインも結局、いいこと尽くしの魔法なんてことはなく、メリットがある分デメリットもあるのです。

アセトンオフにしてもフィルインにしても、それぞれに良さがあるので、ご自身に合う方法でジェルネイルを続けていってくださいね!!

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